不妊治療の検査は、大きく分けて3つあります。
排卵因子検査、卵管因子検査、男性側要因の検査です。
不妊治療を始めるにあたっては、これらの検査は不可欠です。
検査結果をふまえて、患者に合った不妊治療が施されるべきだからです。

まず、排卵因子の検査です。
毎月の排卵に異常がみられないかといった検査を受けます。
基礎体温を測り、グラフにしてみることで排卵が正常に行われているかどうかは見当がつきますね。
基礎体温だけではなく、排卵についての検査には、黄体化ホルモンなどの3種類のホルモンを調べる方法があります。
他には黄体機能検査・超音波検査といった検査もあり、排卵異常を調べます。

次は卵管因子の検査です。
子宮卵管造影検査と呼ばれる検査では、レントゲンを用いて卵管が閉塞していないかを調べます。
もし、卵管が閉塞しているかもしれないと予測される個所が見られたら、次に内視鏡で直接子宮や卵管を調べる腹膣鏡検査を受けることになります。
排卵異常がみられ、その原因が卵巣であると考えられる場合にもこの腹膣鏡検査を受けます。

男性側の検査としては、精液検査が一般的です。
精子の濃度や運動性、または奇形の有無などについて調べます。
精子の状態はその日の体調によってかなり左右されるようです。
よって、仮に精子に問題があるといった検査結果が出たとしても、再検査してみると異常が見られなかったといったケースも多いですね。
多くの男性はこの精液検査に抵抗を感じることでしょう。
しかし、精子の状態は受精において大変重要ですので、是非検査を受けるべきです。